営業にとってノルマは与えられた責任
どんな営業会社でもノルマはほぼ例外なく課せられていると思います。
これは会社(雇用側)から営業に対して割り当てている『責任』『ミッション』です。
それ故に会社やマネージャーからノルマに対してのプレッシャーは常にかけられている
と思います。
営業の仕事がキツイと感じる人が多いのはこの『ノルマ』が大きく影響しているからだと思います。
ノルマありきで仕事をすると営業がキツくなる
営業の仕事はノルマがつきものです。
イヤイヤであったりやらされ感で営業をしている人もいるかもしれません。
『本当は別の部署を希望していたけど営業に回された』
『生活のために仕方なく営業をしている』
こういった考えのまま営業の仕事をするのは労使とも健全ではありません。
もちろん成果が出せていればやりがいも、それに見合う収入も得られるのが営業の良さでもあると思います。
営業ノルマを達成し続けるためにはしっかりとした計画を立てて、実行し続けることが大切です。
ただ、根本的な考えがやらされ仕事であれば、主体的に計画も立てられませんし、
一時は成果が出せても長く続けることは困難になってきます。
会社や上司から一方的に与えられた受け身のノルマは、一時的にやる気ややりがいを引き出す効果もありますが、一方で心理的なプレッシャーになり、営業の仕事がキツイと感じる原因になるのです。
そこで大切なのは、『ノルマ』とは別の、自分自身で設定した『目標』を持つことです。
この『目標』こそが、営業マンが高くモチベーションを保ち続けるコツなのです。
ノルマ以外に自分自身の『目標』を持つ
ノルマと目標は違います。
特に営業の場合は混同されやすいですが、これについては明確に違いがあると考えます。
ノルマ=他社から課せられた責任
目標=自身で決めた自己成長や将来のための目標
たとえ今の営業の仕事にやりがいや意欲を感じていなかったとしても
『自分の成長や将来への投資のために働く』
という意識が持てれば営業の仕事への取組みや姿勢が変わってきます。
これは、他者から負わされたノルマとは全く別のものです。
自分で決めた自分のための『目標』であれば、前向きに取り組むことが出来るので常に高くモチベーションを保ち続けることが出来るようになるはずです。
営業を通じて、自己成長を楽しむ
自己成長やモチベーションにつながることであればどんなことでもいいと思います。
例えば
・資格を取る
・セミナーに参加する
・異業種交流会に参加する
・英会話を話せるようになる
など・・・
私の当時の部下は
『週三回はジムに行って身体を鍛える』ことを目標にしていました。
元々、成績がいいほうではなかった彼ですが、この自分の目標を設定することで
「どうしたら効率よく成果を出して、ジムに行く時間が捻出できるようになるか」を考えるようになったそうです。
結果的に、売り上げも右肩上がり。なによりまず、顔つきが違う。
自分自身の成長に繋がる目標をコツコツ達成していけば、営業の仕事にもいい影響が出てくるものです。
ノルマは会社から課せられた責任です。
これは達成しなければならない。
大切なのはノルマ以外にやりがいを持って自己成長できるかどうか。
モチベーション高く営業を続けていくために、『目標設定』をぜひ取り入れてみてください。
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